19's trip

旅をすることができる一枚このバンドの首謀者であり、全曲の作詞作曲を務める弱冠19歳の広瀬和奏率いる、kazuna hirose with ECHOから、待望のデビューEPが発売となった。エンジニアにはサンボマスター、音速ライン、フジファブリックなどを手がける杉山オサムを起用。サウンドは相当なこだわりをみせ、ローファイでデッドな音作りをイメージした、懐かしいサウンドとなった。一枚のDISCで旅をするという事をコンセプトに作られた本作は、ネオアコ、シューゲイザー、ロックンロールなど様々な香りを感じさせる。同時にkazuna hiroseが作り出すキャッチーで美しいメロディは、belle&sebastianやtravis、death cab for cutie、スピッツなどを彷彿とさせる。尚、本作は先行してグラスゴー、マンチェスターを中心にUKで発売された。国内外ともに注目されている作品となった。若さと狂気溢れたこの名盤で、ぜひともあなたもトリップできることだろう。