世界の日暮れ

類まれなる楽曲センスとボーカルの声が様々な所で話題騒然となり、J-ROCKの新しい指針となったと豪語しても良いファースト・アルバム「メクルメクセカイ」から僅か8ヶ月。急成長を遂げ、早くもネクスト・ステップへと踏み出したセカンド・アルバムが完成!今作はエンジニアをメンバーの柏井万作(Key)が担当し、ミックスは前作同様「アナログフィッシュ」「スギウラム」を手がけている実兄 柏井日向を迎えた初の兄弟合作作品となった。更に今作のジャケット・ディレクションは(ハナレグミ)のベスト盤などを手掛けている 大森洋平氏が担当。名前から推測される通りに、こちらは大森まり子(Vo) の実兄である。そんなメカネロ・ブラザーズの協力の下、強力にパワーアップされたアルバムがこのアルバムなのだ。前作は空気公団Meets Number Girl な次世代の新旗手とうたわれていたが、今作も普遍的な「よい歌」であることにこだわる彼らは変わらずに、よりNEW ROCKなエンターテイナーとして都市とその郊外に生活する人々のためのポップミュージックを奏でる。21世紀のロックサウンドを更に進化させたオンリーワンな存在感は只者では無い。なかでも、リード曲「エンターテイナー」は、今までのメカネロサウンドをよりポップに消化し、90年代オルタナティブや80年代のニューウェーブ感を通り越して、ネクストレベルなJ-ROCKへと進化を遂げている。