A City's Guidebook

新レーベルsmalltableを立ち上げ、話題を呼んでいる4人組ギターロックバンドTOYの待望の1st Full Album。マイペースな活動を続けながらも、メンバーチェンジなどを乗り越え、それぞれの想いを抱きつつ、この作品が新たなスタートとなることは間違いない。彼らの描く音の街には、「明と暗」「光と影」「空と風」、そして「陽と雨」も存在する。その街には"僕"も"君"も存在していて、時には灯がともり、街中を車が駆け抜け、それぞれのストーリーを生み出す。そのストーリーは必然にそれぞれが交差し、どこか懐かしくもあり、温かい気持ちにさせてくれる。誰の心の中にもある「モノクロの日々」に、彼らの音楽心象風景は入り込み、気づく間もなく鮮やかに染み渡る、そんな世界を体感できるだろう。 TOYが描く「A City's Guidebook」で、自分の心の中にある"街"の歩き方を見つけてみるのもいいだろう。