肉声 [HQCD]

魂のフォーク・シンガー友川かずきのセカンド・アルバム [肉声] がW紙ジャケット&HQ-CD仕様で再発売!! 録音には頭脳警察より石塚俊明(drs)、勝呂和夫(g)が参加。本作は幻の名門レーベル、ハーヴェストより発売された三部作の第2弾傑作アルバム!!歌の原点とは何だろうかと考えることがある。それが感情の表現であることに間違いないのだけれど、方法論は無限に近いまで存在する。勿論のこと、どれが正しいと判断することは出来ないが、その中で最も過激な手法を選択したのが友川かずきだったように思えてならない。ほとばしる情感のすべて放出する。身体を震わせて全身全霊で歌の世界に没入していく。それは殉教者のようでもあり、魂の囚人のようでもある。何故にそこまでして歌に立ち向かうのか。その答えは友川自身も判ってはいないだろう。ただ歌があり、ギターがあり、歌ってしまう自分がいる。この純粋で禁欲的な成り立ちが、友川かずきの世界を築き上げているのだ。(音楽評論家 小川真一)(収録曲詳細 01.おじっちゃ 02.冬は莫迦くへなぁ 03.あめらんくゆらん 04.だがつく 05.似合った青春06.歩道橋 07.春だなぁ～節 08.冷蔵庫 09.木端微塵 10.トドを殺すな 11.ハーモニカ 12.ちいさな詩 13.石)1976年作品 解説:小川真一W紙ジャケット(オリジナル帯復刻)仕様HQ-CD仕様