田端能明(洋風)作曲作品集5 白鳥の城

田端能明は多彩な題材を元に作曲するのが特徴。タイトル曲「白鳥の城」はドイツ南部の著名な観光地、ノイシュバンシュタイン城が舞台。ワーグナーに心酔したバイルン王・ルートヴィヒ2世は、政治をおろそかにし、築城に情熱を傾け過ぎた為に悲劇の最後をとげた。その黒い情熱と純白の白鳥との、黒と白の壮絶なまでのコントラストを描いた作品で「ドラマチック邦楽」と銘打っている。日本伝統の和楽器、箏(こと)・三絃(しゃみせん)・17絃(ベース箏)・尺八を駆使して、純邦楽という狭い分野から、普遍的な音楽世界に果敢に打って出る、6年間の沈黙を破る作曲作品集第5集。現在望みうる最高・最強のプロ奏者大集結。日本人のDNAを揺さぶる7曲を収録!<プロフィール>田端能明の作曲・編曲作品は100曲を越える。邦楽専門の出版社から32曲の楽譜を出版。これまでの作曲作品集CDは第1集～第4集を刊行している。