Persuader

フィンランド出身の5人組Pooma。シューゲイザー、ブリストルサウンド、ポストロック、北欧らしい生楽器の音色、こういったキーワードがあてはまります。特にリード曲である「snow」で聴く事の出来る、Tuire Lukkaの小悪魔的なボーカル、シューゲイザー/ポストロック通過後のギターサウンド、幻想的なドラミング、ひたすら世界が広がっていくような曲のアレンジ、この作品のすべてを物語る要素がここに詰まっています。フィンランドの深い森に紛れ込んだかのような感覚におそわれるサウンド・アレンジ/プロデュースは北欧を代表するグループであるムームのGunnar orn Tynesが担当。作品すべてを聴き終わった後にこみ上げてくる感動は、壮大なアレンジの舞台を見たときの感動と同じものでしょう。