痴人の愛 (1949) 修復版

[KADOKAWAとっておきBlu-rayセレクション 追悼・京マチ子特集] 既存のHDマスターを「等倍超解像処理」などを施した高画質で初Blu-ray化! 京マチ子出演の蔵出し映画のDVDを同梱! 理想の女性を夢見て精魂を灼きつくす男、肉体の魅力を最大限に発揮してあらゆる男を悩殺する女! 原作は文豪・谷崎潤一郎の代表作のひとつ。朝日新聞に連載中、そのエロティシズムゆえに連載中止になった問題作。主人公・ナオミを演じるのは京マチ子。その肉体を惜しみなくさらけ出し、体当たりで演じている。監督・脚本は木村恵吾。この作品は何度か映像化されているが、本作が初の映画化作品となる。――河合譲治は、ある電気会社の技師だった。生来真面目で品行方正な男で、会社でも「君子」とあだ名されていた。彼は女性に対してひとつの理想を持っていた。そしてその理想をかなえるべく、ある場末のカフェで働いていた若く美しいナオミという女を自宅に引き取り、妹か娘のようにいっさいの面倒を見ていた。ところが彼の偏った愛情と教育は、ナオミを傲慢な女性に育て上げる結果となり・・・。復刻プレス封入。

映像特典: 予告編