ゴダールの探偵

[ジャン=リュック・ゴダール セレクション] 80年代ゴダールのフィルム・ノワール。探偵を演じるのは、60年代ゴダール映画でおなじみジャン=ピエール・レオ。ユーモアとシリアスが入り混じり、セリフの妙が光るゴダール80年代作品の傑作のひとつ。――パリ。ホテルで中年の男二人が若い女を助手にビデオカメラで窓の外を撮影している。別の部屋、ボクシングのプロモーターはマフィアの老ボスから借金の返済を迫られる。パイロットの夫は妻とロビーでもめている。とある部屋ではボクサーと若い娘たちが同じベッドで眠りにつこうとしている。銃の発砲に至るまでの4組の人間模様を描く。

映像特典: 予告編