キネマ

DTMを駆使し、ローファイでオルタナティブな音源を発表し続ける傍ら、ライブ活動も行う工藤鴎芽の3rdミニアルバム。映画を観ている時間は人生の一部である。日常の何気ない風景もその一部である。息遣いそのものがまるで映画の様。ハッピーエンドかバッドエンド、それは誰にも分からないことである。この音楽は7篇であるがごく一部の、ただのそれの"かけら"たちである。今作はタイトル通り、ムービーミュージックを題材に7曲編成で表現。本筋のローファイでオルタナティブな作風も残しつつ、1st、2ndミニアルバム共に、絶大な人気を誇る続編が完成。