化粧師というタイトルですが、これは「化粧」が女性に与える心理的効果云々を語っている映画ではありません。 化粧という道具・時をつかって相手を癒している男性の話です。 そして化粧師小三馬をちょうつがいにして何人もの人の人生がそれぞれさらさらと鮮やかに描かれています。 それは人生、この世の中の本質そのものです。 情を入れず淡々と相手を癒していく小三馬と癒されながらそれぞれの人生を歩んでいく女性たち、何があっても結局それは見ているしかない大きな人生という流れ。その中で人は美しく生きている。 そういった人間の世の中を感じられる映画です。 もちろん映像もとてもとてもうつくしく、その映像でも癒されます。
仕様
商品番号 | DSTD-2131 |
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JAN/ISBN | 4988101099443 |
メディア | DVD |
販売 | 東映ビデオ(株) |
カラー | カラー |
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収録時間 | 114分 |
制作年 | 2001年 |
フォーマット | DVD Video |
レコード・フォーマット | 片面2層 |
画面アスペクト比 | 16:9LB |
リージョン | 2 |
音声 |
日本語
Dolby Digital
5.1ch
日本語 Dolby Digital サラウンド |
商品説明
大正初期の東京を舞台にした人間ドラマ。「もっと美しく、もっと輝きたい・・・」という、いつの世にも変わらぬ女性のあくなき願望をかなえ、心まで癒してくれる化粧師・小三馬。彼に関わる女性は、化粧によって力を与えられ、前向きに羽ばたいていく。
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カスタマーレビュー
レビュータイトルは映画の中の台詞です。 どちらかといえば男性より女性の方が少し多く惹かれる内容かと。 いつの時代も変わらない「美しさ」の憧れ。 今で言うメイクアップアーティストの話ですが、様々な悩みを持った女性が、主人公のコサンバさんから化粧をされ、ほんの少しだけ化粧をする前の自分となにかが違ってくる。「心に化粧をするのはあなた自身」。 コサンバさんの秘密や、コサンバさんへ恋心を抱きながらもその思いを言葉に決してできずあの場面に行き着く管野さん演じる女性の姿には涙しました。 ぜひサントラもチェックしてください