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"ロシアピアニズムの求道者" 有森博が2007年から進める「カバレフスキー」全曲収録シリーズ、待望の第5弾の登場!! カバレフスキー(1904-87)といえば「24の小品集 Op.39」(「カバレフスキー 3/FOCD9538」収録)などに代表される、ピアノ教育の分野でも大きく貢献した作品が有名ですが、本作ではそのイメージとは大きく異なる、1960~70年代に作曲された最後期の作品を中心に収録しました。アルバム冒頭に収録されたカバレフスキー最後のピアノ独奏曲『叙情的旋律 Op.91』、高度な演奏力と音楽性を必要とするこの曲では、問いかけるような有森の演奏に引き込まれます。ソヴィエト版ボーイ/ガールスカウトであるピオネールを題材とした2曲、先人に深い敬意を抱いていた作曲者ならではのバッハ作品の編曲2曲など、カバレフスキーが内包する高度で多様な音楽性を見事に表現した有森。従来の作曲家の評価を一変させる名盤の登場です。
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