商品説明
このBOXセットは、後期ロマン派の大作曲家、リヒャルト・シュトラウスとグスタフ・マーラーの作品を集めたもの。ティルソン・トーマスによるリヒャルト・シュトラウスは、どちらもリハーサル風景と本番が収録されたもので、ティルソン・トーマスがそのタクトを駆使して、巨大な音楽を創り上げていくプロセスを余すことなく見ることができる。どんなオーケストラからも飛び切りの美音を紡ぎだすことで知られるクルト・ザンデルリングの「大地の歌」、どちらかというと機能的な響きを持つボストン交響楽団を意のままに操るラインスドルフの躍動的な「第1番」、そして堅実な指揮で知られるヘンヒェンとモネ交響楽団の情熱的な「第6番」と、これでマーラーの全てを知るには不足かもしれないが、少なくとも、複雑なこれらの作品を理解する手がかりになり、何よりも楽しめることは間違いない。