快楽の漸進的横滑り

キュートで残酷、センセーショナルな超越的シネマ! 本作について「この女性は来るべき革命の希望を体現しているのだ」とロブ=グリエ自身は語る。しかし公衆道徳に反するともみなしうる先進的表現が物議をかもし、公開当時は各国で上映禁止、フィルムが焼かれる事件まで発生した衝撃作。『フレンズ～ポールとミシェル』のアニセー・アルヴィナ主演。 ――ルームメイト殺しの容疑で逮捕された若く美しい女・アリス。被害者はベッドに拘束され、心臓にはハサミが突き刺さっている。体には描きかけの聖女の殉教の絵・・・。 解説リーフレット、ポストカード封入。