ライブ・イン・モントリオール1988

70年代の初頭より活動し、チリ独特の民族的要素と極度に技巧的な変拍子ジャズ・ロックを融合させた偉大なるバンド、コングレッソ。本作は同国のフラノのメンバーも参加して1988年に行われたカナダ公演からのライヴ・アルバム。フォルクローレ流れの哀愁を帯びたメロディを、腰の入ったベースを軸に、鍵盤打楽器とキーボードが絡む多彩なリズム・アレンジとオーケストレイションで聴かせ、全盛期の楽曲中心のセットを、スタジオ盤以上の迫力で聴かせ、これを聴けば、彼らがなぜ伝説的存在になっているかがわかるはず。音質も良好! 解説付。