オ・ソン・ダス・アメーリカス

ブラジリアン・ソウル～ファンクといったジャンルにおいて、大きな影響力を誇ってきたのが、バンダ・ブラック・リオ。サックス奏者オーベルダン・マガリャンイスを中心に1976年リオで結成。80年までに3枚のアルバムをリリースするも、オーベルダンが84年に死去したことでバンドは活動休止に。その後2001年にオーベルダンの息子ウィリアム・マガリャンイスが中心となって再結成され、現在まで活動を続けている。本作はそんな彼らの結成40周年を記念したアルバムで、サンバをはじめとするブラジル音楽から、ファンク、ソウル、ジャズ、フュージョンまで、まさに南北アメリカ大陸にある様々な音楽を総括したような内容に仕上がった。さらにカエターノやジルベルト・ジル、エルザ・ソアーレス、セザール・カマルゴ・マリアーノといった大御所たちがゲスト参加している点にも要注目。日本語解説/帯付き。