永遠の序曲

1976年発表の第4作。ジェフ・グリックスマンが本格的にプロデュースしたアルバムでカンサスにとっても記念碑的大ヒット、トリプル・プラチナ・ディスクに輝くというプログレの名盤。プログレ・バンドにありがちな楽器主体とは一線を画しカンサスはスティーヴ・ウォルシュの歌を全面におしだして成功を勝ち取った。とはいえシングル・ヒットを出すというバンドではなく大作主義を標榜していながらこのアルバムではシングルも当てるという絶妙なバランスも見事な傑作アルバム。全米チャート5位。シングル「伝承」11位・デジタル・リマスター盤。新解説対訳付、ニュー・ライナー付。

ボーナス・トラック収録