トリニティー

今日のメロディック・パワー・メタル・シーンの礎を築いたパイオニアの1人、「ティモ・トルキ」率いる「レヴォリューション・ルネッサンス」3rd.アルバムにしてラスト・アルバム。「Stratovarius」時代に聴かれた典型的メロディック・パワー・メタルのスタイルから、よりオーガニックなサウンドを標榜するストレートなHMへとシフトチェンジを果たした「ティモ・トルキ」の新たなる指針、「レヴォリューション・ルネッサンス」。 本作には2nd発表後キープしてあったティモのアイディアがサウンドに大胆に投影されたチャレンジ・スピリットに満ち溢れたまさしく意欲作であるが、残念ながらこの作品を最後にバンドは解散に至ることとなった。