エッジ・オヴ・ザ・ワールド

日本でも知名度のあるミュージシャンを含むスウェーデン出身のハード・ロック・バンド、マッド・インヴェイジョンのデビュー・アルバム。かつてエイリアン、ミッドナイト・サン、ソロでも活動をしていたヴォーカリストで知られるピート・サンドベリと、同じく北欧メロディック・ロックのベテラン・バンドとして知られるバッド・ハビットの中心人物ハル・マラベル(G)を中心に結成。2人のルーツとも言える70～80年代の古き良きハード・ロックをプレイしている。ピート・サンドベリとハル・マラベルが所属している(していた)バンドにも相通ずるものを感じられる、ギターとキーボードが織り成すメロディとそれをしっかりと支える安定したリズム隊のプレイに、ピートの力強いヴォーカルが乗るハード・ロック・サウンド。アルバムに収録された3曲で元モーターヘッド、現スコーピオンズのミッキー・ディーがゲスト・ドラマーとして客演。華を添えている。

ボーナストラック「Hold On」収録