フェイス・ザ・ミュージック・ライヴ

ニルス・ロフグレンの『オールド・スクール』以来3年ぶりとなる新作は2015年1月のイギリス・ツアーを収録したライヴ・アルバム。前作にも参加していた友人でマルチ・プレイヤーのグレッグ・ヴァーロッタとのアコースティック・ライヴで、クレイジー・ホースの「もう話したくない」、グリン時代の「ライク・レイン」「ロスト・ア・ナンバー」、ソロ・デビュー作 (1973年)収録のゴフィン&キングの「ゴーイン・バック」、『ニルス』 (79年)から「ノー・マーシー」、ブルース・スプリングスティーンのE. ストリート・バンド加入後に発表した『フリップ』から「ニュー・ホールズ・イン・オールド・シューズ」、『オールド・スクール』でレイ・チャールズに捧げられていた「ミス・ユー・レイ」を改作しE. ストリート・バンドの盟友、故クラレンス・クレモンズに捧げた「ミス・ユー・C」など彼のキャリアの集大成ともいえる内容。全15曲収録。解説: 宇田和弘