ヨンカーズ・デモ+ライヴ1975/76

リチャード・ヘル在籍時のハートブレイカーズのデモとライヴを収録したファン待望のコンピレーション。1976年1月23日、テレヴィジョンを脱退したリチャード・ヘル、ニョーヨーク・ドールズを脱退したジョニー・サンダースとジェリー・ノーラン、そしてウォルター・ルーのオリジナル・ラインナップのハートブレイカーズがニューヨークのヨンカーズにあるSBSスタジオで録音したデモ音源13曲、ハートブレイカーズ結成から3か月後の75年7月7日のCBGBでのライヴから11曲、同年11月16日マザーズでのライヴから3曲、デモ録音一週間後の76年1月30日CBGBでのライヴから2曲、そして日時が不明ながら76年のマザーズでのライヴから8曲を収録。注目すべきはリチャード・ヘルがハートブレイカーズ脱退後、ヴォイドイズを率い発表したニューヨーク・パンクの名作『ブランク・ジェネレーション』 (77年9月発表)収録のタイトル曲、「ラヴ・カムズ・イン・スパーツ」「ニュー・プレジャー」がすでにデモで録音されており、当時のハートブレイカーズのライヴのレパートリーとして演奏されていた事やジョニー・サンダースが後年ソロで発表する「ハート・ミー」「ソー・アローン」もライヴで演奏されていた事など、ニューヨーク・パンクの歴史を知る上でも貴重な作品! 全37曲収録。英文解説の対訳付。