あの町の灯りが見えるまで

前作「エターナル・レイン」より7年ぶりの新作。(エディ藩、陳信輝と並ぶ)横浜3大ギタリストの斉木一久から朝山孝、金井太郎(現パスカルズ)など70年代半ばから80年代当時の横浜オールスターズとも言うべきメンバーが集結、説明出来ないほどのシンプル極まりないうたとロックである。70年代のフォーク・ロック期、80年代のポスト・パンク/フリーフォーム期、現在の(アシッド?)ブルース期、とその音楽性は多岐に渡り捉えどころがないが、それこそが一ジャンル・吉野大作、40年歌い続けた末に辿りついたしかし未来へ続くエニィタイム新作である。最初期の音源ほか4曲のボーナス曲入り。

「叫び声(デモ・バージョン)」、「あの町の灯りが見えるまで(デモ・バージョン)」、「不吉な風」(吉野大作1966-69より)、「二人の愛」(吉野大作1966-69より by ザ・ミッキーズ)