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商品説明
神という超越性に包摂された世界から、社会という観念が切り離されたとき、「社会科学」が生まれた。19世紀フランスに生まれたトクヴィル、デュルケーム、ベルクソンという三者を、ひとつの流れとして読み解く、これまでにない「ユニーク」な思想史。
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収録内容
1 | 序 分解する現代社会-「社会」という表象 |
2 | 第1章 トクヴィル:懐疑(超越性に包含された世界と人間-二月革命以前 |
3 | 世俗世界の分離、「社会それ自体」の出現-二月革命 ほか) |
4 | 第2章 デュルケーム:格闘(実証科学としての社会学の創造-物としての社会的事実 |
5 | 歴史的背景-第三共和制初期 ほか) |
6 | 第3章 ベルクソン:開展(意識、持続、自由 |
7 | 生命一般と物質一般、生命の原理としての創造的自由 ほか) |
8 | 終章 誕生した社会:絡繰-相互創造の網と人間的超越性 |