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商品説明
警視庁きっての鑑識のプロが、タイの事件現場で見たのは、日本の緻密な科学捜査とはほど遠い現実だった。事件現場にはヤジ馬が入り込み、捜査官は手袋すら着用していない-自ら捜査の第一線に立ち、実地で教えた多くの鑑識技術は徐々にタイ警察に浸透し、検挙率は飛躍的にアップ。2004年のインド洋大津波では10名の部下を率いて最初に被災地に入り、3カ月間にわたって遺体の身元確認に従事した。タイの犯罪捜査に技術革命をもたらした警察OB感動の記録。
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収録内容
1 | 序 消えた「微笑み」 |
2 | 第1部 鑑識技術に国境はない(タイ赴任初日の大失態 |
3 | 謎の言葉「マイペンライ」 |
4 | 日本人の腎臓を狙った怪事件? ほか) |
5 | 第2部 眠らない街バンコク(チャイナタウンの殺人事件 |
6 | 運河に漂流する肉片 |
7 | 蜂に襲われた警官 ほか) |
8 | 第3部 悪夢のインド洋大津波(被災地への出動命令 |
9 | 「これから何をすればよいのか?」 |
10 | 津波発生三日目、指紋採取を開始 ほか) |