本/雑誌
なぜドル本位制は終わらないのか
岡本悳也/編著 楊枝嗣朗/編著
2750円
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発売日 | 2011/09/16 発売 |
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商品説明
貨幣は金である、あったという通説を国際通貨ドルを舞台に正すのが本書のメッセージである。米国金融機関の国際的展開、東南アジアのドル選択、グローバル金融資本主義のダイナミズムから、脱ドル・通貨同盟・複数基軸通貨論の虚構を問い、「貨幣の世界システム」となったドル本位制の現在を描写。
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収録内容
1 | 序 大震災に金融危機を想う-リーマンショックの幻影 |
2 | 第1章 ドル本位制の構造-「銀行原理のオープンシステム」 |
3 | 第2章 揺らぐとも「アメリカ経済」、揺らぐとも「ドル本位制」-「グローバル金融資本主義」のダイナミズム |
4 | 第3章 1980年代における金融革新とドル体制の展開 |
5 | 第4章 東南アジアの金融システム構造の変化と金融危機 |
6 | 第5章 グローバルインバランスからグローバル・シャドーバンキングへ-バーナンキのglobal saving glut論の展開をめぐって |
7 | 第6章 欧州通貨ユーロの桎梏-「つなぐ通貨」ユーロと「粉飾された」中央銀行ECB |