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商品説明
未公開資料でたどる、九州における寛と晶子の足跡。これまで空白であった北九州・若松での寛の講演と晶子挨拶の全容には目をみはるものがある。特に晶子の挨拶は、大正期の晶子自身の社会観を象徴していて注目すべきであろう。また、熊本県人吉で新たに見つかった書簡や、球磨川下りの舟の上での珍しい写真などの豊富な資料を紹介し、晩年の二人の素顔と息吹に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 寛・晶子と北九州若松(講演会場に於ける晶子の挨拶及び寛の講演内容 |
2 | 福岡から中津へ |
3 | 補遺、江上孝純と寛・晶子との関係を示す新資料 |
4 | 大正六年、寛・晶子の九州旅行で行を共にした第二の人物) |
5 | 第2章 寛と晶子最後の九州旅行(阿蘇・内牧温泉と寛・晶子 |
6 | 寛と晶子、人吉に遊ぶ |
7 | 寛の死、そして晶子の弟子たちへの思い |
8 | 晶子の死) |