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商品説明
逮捕-その瞬間に、人は人格を否定され、社会的には市民としての権利を失う。にもかかわらず、一説には全国で1日1件は誤認逮捕があるという。ごく普通の一般市民が、なぜ「してもいない犯罪」の犯人にされてしまうのか。指紋の取り違え、目撃証言の過信、不十分な裏付け、悪意ある第三者の偽証など理由はさまざまだが、狭い取調室で理不尽かつ屈辱的な思いをするのは間違いない。窃盗、痴漢、薬物取締法違反から、ひき逃げ、放火、殺人まで誤認逮捕された実例を取り上げ、現代警察機関の問題点を指摘した一冊。
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収録内容
1 | 序章 誤認逮捕に怒る人々 |
2 | 第1章 ある悲劇 |
3 | 第2章 忘れられない失態 |
4 | 第3章 誤認逮捕の深層 |
5 | 第4章 犯罪は減少傾向だが |
6 | 第5章 警察捜査の落し穴 |
7 | 第6章 "故意"がつくる誤認逮捕 |
8 | 第7章 あなたも虚偽自白する |
9 | 第8章 誤認逮捕の"悲劇"をなくすには |