商品説明
自然主義的、リアリズム的文学観を根本的に刷新し、現代文学への途を切り開いた詩人が、その文学的出発から死の床に至るまで構想しつづけた未聞の"書物"とは何か?残されたメモ、断章、ノートを子細に検討し、"演劇"でもあり、"パフォーマンス"でもあるものとしての"書物"の夢へ肉薄する。
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収録内容
1 | マラルメの"書物"について(手紙をとおして見た"書物" |
2 | 『ディヴァガシオン』における"書物" |
3 | 遺稿の焼却 |
4 | "書物"をめざす断章群 |
5 | 現在時と状況性 |
6 | 終わりに) |
7 | マラルメ論拾遺("虚"と"沈黙"を求めて |
8 | 火曜会のこと |
9 | ふしぎな仲の愛し合う二人 |
10 | メリー・ローランのこと |
11 | ヴァルヴァンの家) |