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商品説明
"悟り"ではなく、"救い"の道を-。仏教のベクトルに大転換をもたらし、多くの支持を得た日本浄土仏教は、いかにして生まれたのか。念仏を選択し、凡人が救われる道を切り拓いた法然。「その念仏は本物か」と問い続け、「悪人」のための仏道を説いた親鸞。「捨てる・任せる」を徹底し、遊行の境地に達した一遍。浄土宗・真宗・時宗の三祖を比較し、それぞれの「信心」に迫る。法然と親鸞が一遍でわかる、究極の一冊。
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収録内容
1 | はじめに 日本浄土仏教の三祖を比較する |
2 | 序章 状土・阿弥陀・念仏とは何か |
3 | 第1章 法然-仏教の解体と再構築 |
4 | 第2章 親鸞-その実存と信心、そして悪人 |
5 | 第3章 一遍-すべては南無阿弥陀仏に |
6 | 第4章 三祖が紡いだ日本浄土仏教 |
7 | むすびに 選択と葛藤と融合と |