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商品説明
「中国」はひとつにまとまった、堅く大きなシステムではない。私たちは、それをどこまで分かっているだろうか。本書では、経済を中心に社会、歴史を横断し、多元的に変動する現代中国をリアルに、そして鮮やかに分析。気鋭の経済学者が、専門知のみならず幅広い知見と清新な視点を活かして論じる、左右のイデオロギー対立を超える、創見に満ちた現代中国(経済)論の誕生。
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収録内容
1 | 自己実現的な制度と私たちの生活 |
2 | グローバルな正義と低賃金労働 |
3 | 赤い国のプレカリアート |
4 | 中国とEUはどこが違うのか?-不動産バブルの政治経済学 |
5 | 米中の衝突は避けられないのか?-中国の台頭と人民元問題 |
6 | 歴史に学ぶ中国経済の論理 |
7 | 分裂する「民主」と「ビジネス」 |
8 | これからの「人権」の話をしよう |
9 | 日本人の中国観を問いなおす-戦前・戦後・現在 |
10 | "中国人"の境界-民族問題を考える |
11 | 村上春樹から現代中国を考える |