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商品説明
18世紀、資本主義確立途上の時代に、神なき世界を生きる諸個人が創る、真の社会秩序を探究したヒューム。社会科学の定礎者ヒュームの思想形成を精緻に描き出す。ヒューム生誕300年。
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収録内容
1 | 序章 ヒューム社会科学の形成と展望-いまなぜヒュームか |
2 | 第1部 出発(ヒュームにおける社会科学の生誕 |
3 | ヒュームの正義論の特質と意義-所有権論と経済論 |
4 | ヒュームの人間労働観とインダストリ論) |
5 | 第2部 発展(スコットランド啓蒙における「学問の国」と「社交の国」 |
6 | いわゆる「初期覚え書き」とヒューム経済思想の形成 |
7 | ヒューム経済思想の歴史的文脈) |
8 | 第3部 展望(共和主義パラダイムにおける古代と近代 |
9 | 一八世紀文明社会と「中流身分」のアンビバレンス |
10 | 日本におけるイギリス思想史研究の一特質-いわゆる「市民社会」論の伝統をめぐって) |