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商品説明
中国・南宋時代に登場した朱子学が、普遍思想として朝鮮・日本に広がり、各地域の固有性と融合していった経緯を解明し、東アジア文化の共通性と特殊性を検証する。さらに、近代において明治日本の「教育勅語」等に朱子学用語が横領されてきた事実を見据えたうえで、現代社会における民主主義・基本的人権の価値観と朱子学との親和性を描き出す。
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収録内容
1 | 第1章 日本朱子学と神道(北畠親房の「神」概念 |
2 | 山崎闇斎の「神」概念 |
3 | 「神」の垂加と「心」) |
4 | 第2章 日本と朝鮮における朱子学の受容(北畠親房と李檣 |
5 | 山崎闇斎の「敬」概念 |
6 | 李退渓の「敬」概念) |
7 | 第3章 東アジアの朱子学とその現代的意義(朱子の「格物・致知」と李退渓の「敬」 |
8 | 朱子学の現代的意義 |
9 | 朱子学と自由主義思想) |