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商品説明
自殺した二十八歳の男性が「清掃してくださる方へ」と遺したお詫びの遺書。餓死して一週間、ミイラのように乾燥していた六十四歳の元左官職人。死後一カ月の、独身の若き経営者に寄り添うように死んでいたプードルの子犬。日本初の遺品整理業者が目撃した数々の孤立死の現場から見えてくる、現代社会が抱える問題と、感動的な命と絆のドラマ。
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収録内容
1 | 私宛の遺書 |
2 | "立ち鳥跡を濁さず"とは言うけれど |
3 | 恐怖巨大バエの館 |
4 | 老人狙いの悪徳商法 |
5 | 縁の切れ目が命の切れ目 |
6 | いくら血を分けた弟と言われても… |
7 | 最後まで自立できないまま |
8 | 目の当たりにした父の腐乱死体 |
9 | 現代日本においての餓死 |
10 | 人のふり見て我がふり直せ〔ほか〕 |