本/雑誌
琥珀の眼の兎 / 原タイトル:THE HARE WITH AMBER EYES
エドマンド・ドゥ・ヴァール/著 佐々田雅子/訳
2530円
ポイント | 1% (25p) |
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発売日 | 2011/11/12 発売 |
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商品説明
陶芸家のエドマンドは東京の大叔父の部屋で出会った264の美しい根付に魅了された。やがて根付を相続した彼は、その来歴を調べはじめる。根付を最初に手に入れたのは、彼の曾祖叔父だった。19世紀後半に日本から輸出された根付はマルセイユに上陸して、美術蒐集が趣味の曾祖叔父の手に渡った。根付たちは華やかなりし頃のパリでプルーストやルノワールに愛でられ、その後、ウィーンの大富豪の親類の手に。だが、ナチスの魔の手が一族と根付に忍びよってくる-。根付の壮大な旅路を追いながら、エドマンドは一族の哀しい歴史を知る。全英を絶賛の渦に巻き込んだ傑作ノンフィクション。「エコノミスト」紙、「サンデー・タイムズ」紙コスタ賞ブック・オブ・ザ・イヤーに選出、王立文学協会オンダーチェ賞受賞。
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収録内容
1 | 第1部 パリ-一八七一‐一八九九(ウエストエンド |
2 | リ・ド・パラド ほか) |
3 | 第2部 ウィーン-一八九九‐一九三八(ポチョムキンの町 |
4 | ツィオンシュトラーセ ほか) |
5 | 第3部 ウィーン、ケヴェチェシュ、タンブリッジウェルズ、ウィーン-一九三八‐一九四七(「大行進に理想的な場」 |
6 | 「二度とはない好機」 ほか) |
7 | 第4部 東京-一九四七‐二〇〇一(タケノコ |
8 | コダクローム ほか) |
9 | 結び 東京、オデッサ、ロンドン-二〇〇一‐二〇〇九(ジロー |
10 | アストロラーベ、平板、地球儀 ほか) |