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商品説明
裁判所による不法行為法理はどのような文脈に根ざし形成されたのか。使い古された基礎概念は正しく理解されているか。事件の背景を丹念に洗い直すことで、膨大な裁判例により構築された不法行為法の、論じられた部分といまだ議論の尽くされない部分を整序、法規範形成のうねりを描き出す。
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収録内容
1 | 第1部 古典編(工場と農民-大阪アルカリ事件(1916) |
2 | 鉄道と沿線-信玄公旗掛松事件(1919) |
3 | 芸能と複製-雲右衛門事件(1914) |
4 | 女性と貞操-婚姻予約有効判決(1915) |
5 | 企業と公害-四日市ぜんそく事件(1972)) |
6 | 第2部 現代編(公私の境界-プライヴァシーと公共圏 |
7 | マイノリティの利益-宗教・民族・障害 |
8 | 医療と自己決定-生命の尊厳と生活の質 |
9 | 労働環境の再編-職場の花と企業戦士たち |
10 | 歴史と裁判-戦争と帝国の周辺) |