著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
1939年の『経済人の終わり』以来すでに70年以上にわたリ、ドラッカーが常に読まれ語られ続けているのはなぜか?無数の類書をはるかに超えて、社会と産業の文明論的転換に向け視野を全開してきたドラッカーの真髄を、「すでに起こった未来」への認識と捉え、その思想と生涯が我々に残した「警鐘」が孕む意味を具体的に追究した本書は、経済の混迷はじめ今日世界を覆う暗雲を通して、そこに出現している未来を見顕すことの重要性を強く示唆する。
関連記事
収録内容
1 | 1 「すでに起こった未来」を認識せよ-「社会生態学者」ドラッカーの二つの「発明」 |
2 | 2 「マネジメント」はいかにして「発明」されたか-経営者権力の正統性と「マネジメントの発明」 |
3 | 3 「イノベーション」はいかに「発明」されたか-「断絶の時代」の到来と「イノベーションの発明」 |
4 | 4 経営戦略は常に陳腐化のおそれがある-ドラッカー『企業とは何か』はスローンの何を評価し、何を評価しなかったか |
5 | 5 経営危機は「事業の定義」を疑え-企業はいかにして永続性を保つか |
6 | 6 公的サービス機関のイノベーションをいかに進めるか-大学のイノベーションを求めて |
7 | 7 結びに-APU開設準備に見た「すでに起こった未来」 |