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商品説明
「自ずから然り」という意味での「自然」についての現象学的諸研究のなかから、サルトル、メルロ=ポンティ、ハイデッガー、アンリ、ベルクソン、ブロンデル、カント、シェーラー、シェリング、マリオン等の思索を検討しつつ、「超越論的・現象学的」な意味での自由、「行為」の自由、「倫理的」な自由、「宗教的・形而上学的」な意味での自由等について、それらの根底に「非自由」や「無為」を見るという観点から考察する。
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収録内容
1 | 第1章 現象学派の「自由」と「非自由」 |
2 | 第2章 モーリス・ブロンデルにおける「行為」 |
3 | 第3章 ベルクソンの「自由」 |
4 | 第4章 自由の自己‐触発-カントとシェーラー |
5 | 第5章 実存と根底-人間的自由の非自由 |
6 | 第6章 受苦する神の自由/非自由-シェリングとミシェル・アンリ |
7 | 第7章 「有とは別様に」の思索と「放下」-シェリング、ハイデッガー、マリオン |