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商品説明
糖尿病は心理的負担が大きい病気であり、うつ病などの精神疾患を併発しやすいことも知られています。とくに、若い年代に発症することの多い1型糖尿病の女性患者さんでは摂食障害を併発することがあり、その治療はたいへん難しいとされています。本書では、糖尿病とうまく付き合えない患者さんの治療に、20年にわたり取り組んできた著者の、九州大学病院心療内科における臨床の軌跡を紹介します。
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収録内容
1 | 1 総論(糖尿病患者さんの思い |
2 | 私が糖尿病患者さんのこころの問題に惹かれたわけ |
3 | 心理面から見ると、糖尿病はどのような病気なのか ほか) |
4 | 2 治療経過(自己管理の負担からうつ病を発症した1型糖尿病の一例 |
5 | 摂食障害を併発した1型糖尿病の一例-痩せれば糖尿病になる以前の自分に戻ることができるという信念 |
6 | 「心因性嘔吐」を併発し糖尿病ケトアシドーシスを繰り返した1型糖尿病の一例-失われた家族機能の修復 ほか) |
7 | 3 心理的援助のポイントとQ&A(糖尿病とうまく付き合えない患者さんに対する、当科の外来カウンセリング-一般糖尿病臨床現場でも利用できる心理的援助の要点 |
8 | Q&A1-心療内科病棟1年目の看護師の「つぶやき」 |
9 | Q&A2-糖尿病専門施設の若い医師が抱いた疑問) |