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商品説明
イスラーム文明は、現代文明の重要な一翼を形成している。本書は、イスラーム「文明」の奥行きと幅広さを、7~10世紀の初期イスラーム文明圏の形成過程に焦点を当て、その根幹をなす特質をクローズアップしつつ総合的に論じたものである。日本を代表するイスラーム研究者の一人である著者の視野は広く、アラビア語原典史資料の探究と国際的な研究の最先端を統合して、ここには日本人による新しいイスラーム学が明確に示されている。
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収録内容
1 | 第1章 イスラーム圏の地理的・空間的拡大 |
2 | 第2章 文明的な展開 |
3 | 第3章 文明の形-イスラーム的特質 |
4 | 第4章 共同体と国家の形成 |
5 | 第5章 カリフ制国家の形成と変容 |
6 | 第6章 イスラーム化の進展 |
7 | 第7章 アラビア語の成長と諸科学の形成 |
8 | 第8章 イスラーム法の発展 |
9 | 第9章 イスラームの体系化 |
10 | 終章 その後のイスラーム文明と国家 |