商品説明
テレビ文化の交流は他者のイメージを変えるだけでなく、自らの社会や文化に対してもこれまでとは違う見方をもたらし、自己と他者との関係性について新たな意識を芽生えさせる。その意味で、それはまさに「対話」であるといえるだろう。本書は、日本・韓国・中国のテレビ文化の交流の歴史と現在を、対話をテーマに検討していく。
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収録内容
1 | テレビ文化が育む東アジアの対話 |
2 | 第1部 越境するテレビ文化(テレビ文化交流の歴史 |
3 | 『花より男子』にみるドラマ制作と海外進出の戦略) |
4 | 第2部 テレビ番組の相互受容の実態(テレビ・オーディエンスの"現在"-東京・ソウル・北京の比較 |
5 | 日常性と非日常性が織りなす共感-北京の特徴 |
6 | 越境対話の可能性と限界-ソウルの特徴 |
7 | 「他者」理解の契機としてのドラマ視聴-東京の特徴 |
8 | テレビ文化交流の現在-調査を終えて) |
9 | 第3部 交流から対話へ(テレビ文化をとおした対話に向けて-パネルディスカッションの記録) |
10 | テレビドラマがつなぐ東アジア |