本/雑誌
ボクシングの文化史 / 原タイトル:BOXING
カシア・ボディ/著 稲垣正浩/監訳 松浪稔/訳 月嶋紘之/訳
5280円
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発売日 | 2011/12/19 発売 |
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商品説明
「どういうわけか、われわれはボクサーたちに、たんなるボクサーである以上のことを望んでいる」。拳で殴り合う原始的な闘いは、常に社会の渦に翻弄され、複雑な要素を孕むスポーツへと発展した。その競闘の数々は、上流階級と下層階級、イギリスとアメリカ、白人と黒人といった対立関係を背負わされ、そこに民衆は夢を、表現者たちは思想や美学を求め続けてきたのである。約150点の図版を交えつつ、ホメロス、バイロン、ジョイス、ヘミングウェイらの文学作品や、映画、ラジオ、テレビ、雑誌など多くのメディアに現れる形象の深い森に分け入り、多方面の領域を縦横無尽に冒険するカルチュラル・スタディーズの手法によって「拳闘」の本然を浮き彫りにする。
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収録内容
1 | 1 古代ギリシアのボクシング黄金時代 |
2 | 2 イギリスのボクシング黄金時代 |
3 | 3 ピュジリズムとスタイル |
4 | 4 「正しい意味における拳闘」 |
5 | 5 「ひとつの立派な職業として」 |
6 | 6 新たな希望 |
7 | 7 未来のスポーツ |
8 | 8 われを救いたまえジャック・デンプシー、われを救いたまえジョー・ルイスよ |
9 | 9 最盛期の王者と『レイジング・ブル』 |
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