著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
明治の常識「女性は男性に劣る」に真っ向から反論し、生涯にわたり「男女平等」を公言するばかりではなく、個人としての生活でもその姿勢を貫いた福澤諭吉。彼の主張「独立自尊」と、女性の地位向上はどのように結びついたのか。私たちは、彼から何を学び取ることができるのか。関わった女性たちからの影響や、寄せられた多くの批判・反感にも触れながら福澤の真意を読み解き、今もなお古びることのない「近代人」としての肖像を、鮮やかに描き出す。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 福澤諭吉の女性論 |
2 | 第2章 明治維新と士族女性 |
3 | 第3章 「一身独立」する女性 |
4 | 第4章 近代化構想と女性論 |
5 | 第5章 人間交際としての男女交際 |
6 | 第6章 私徳と男らしさ |
7 | 第7章 諭吉と錦 |
8 | 第8章 最後の決戦 |
9 | 第9章 福澤諭吉はどう読まれたか |