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商品説明
「わたし語り」から自己表象へ、近代から現代にいたるまで女性詩人たちが辿ってきた、ジェンダーの外部への、孤独で果敢な旅路-。"「わたし」という個体"をキータームに、左川ちか、石垣りん、茨木のり子をはじめ、吉原幸子、高良留美子、白石かずこらの作品を丹念に読み解く、渾身の評論エッセイ。
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収録内容
1 | 序 帰路半ば-「わたし語り」から自己表象へ |
2 | 終わりへの感性-左川ちかの存 |
3 | 「わたし」という個体-茨木のり子における表現主体の形成 |
4 | 「表札」をかけた崖の上の家-石垣りんの詩 |
5 | 家と都会の彼方-吟遊詩人、白石かずこの変 |
6 | 共犯者への渇望からジェンダーの外部へ-吉原幸子の詩 |
7 | 個と全体のつながりを求めて-高良留美子の詩と思想の展開 |