商品説明
膨大なうつ病患者、頻発する自殺、過疎による一人暮らしの高齢者の多さ、超少人数学級と子どもの発達障害…。北海道名寄市。最北の精神科クリニックからみた、過疎を懸命に生きる人々の姿。「あたりまえの医療」を提供したい-一人の医師の想いは、どこまで届くのか。静かな怒りに満ちたエッセイ。
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収録内容
1 | 名寄へ |
2 | ひとまず、自殺の減った町 |
3 | 「諦観」と「去勢」 |
4 | 精神科医が足りない? |
5 | 子どもたちの姿 |
6 | 診断と教育現場 |
7 | 北国のうつ病点描 |
8 | 「統合失調症」を生きる |
9 | 老人医療の世界 |
10 | 町が死ぬということ |
11 | 震災と医者 |
12 | 過疎の町で生きる |