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全集編者の読むニーチェ グロイダー版全集編纂の道程 / 原タイトル:Nietzsche lesen
マッツィーノ・モンティナーリ/著 眞田収一郎/訳・解説
6600円
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発売日 | 2012/01/30 発売 |
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商品説明
ナチスに利用されたニーチェ、妹エリーザベトによる私物化…。著者モンティナーリらのイタリア語訳の計画は、ねじ曲げられた全集原本を前に、急遽、自分たちで全集を編む方針へと変更された。多様に解釈されるがゆえに利用されたニーチェを、遺稿の精査から始まる歴史的、文献学的な手法でニーチェ自身にとり戻す。寄稿文、講演による大仕事の顛末とその成果。
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収録内容
1 | 第1章 ニーチェを読む |
2 | 第2章 ニーチェ諸著作の新批判的全集 |
3 | 第3章 一八七五年から一八七九年までのニーチェの幼少期の思い出 |
4 | 第4章 百年前のニーチェとヴァーグナー |
5 | 第5章 啓蒙主義と革命-ニーチェと後期ゲーテ |
6 | 第6章 「認識の情熱」としてのニーチェの哲学 |
7 | 第7章 『ツァラトゥストラはこう語った』以前のツァラトゥストラ |
8 | 第8章 一八八五年から一八八八年までのニーチェの遺稿もしくはテキスト批判と力への意志 |
9 | 第9章 ニーチェの『この人を見よ』の新しい段落 |
10 | 第10章 アルフレート・ボイムラーとジェルジ・ルカーチの狭間にいるニーチェ |