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商品説明
大東亜戦争末期、県民を巻き込んだ激しい地上戦が行われ、甚大な被害を受けた沖縄は、戦後日本が独立を回復した後も、長らく米国の施政権下に置かれた。今上天皇は、この苦難の歴史をあゆんだ沖縄に、ひときわ強い御心を寄せ続けられている。沖縄が祖国復帰を果たした三年後、今上天皇は初めて沖縄の土を踏まれ、まず慰霊碑を巡拝された。以来これまで八回に及んだ沖縄行幸啓を中心に、沖縄の人々との心の交流、琉歌や組踊といった沖縄伝統文化への深いご理解、離島である宮古島・石垣島へのご訪問、さらにはサイパン島、ボリビア移住地における沖縄県出身者に対するねぎらいなど、「復帰に努力した沖縄の人々に対する務め」を果たされる両陛下の御姿を仰ぎみる。
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収録内容
1 | 1 最初の沖縄ご訪問 昭和五十年 |
2 | 2 今帰仁の桜-昭和五十一年・五十八年 |
3 | 3 昭和天皇のご名代として-昭和六十二年・六十三年 |
4 | 4 即位後早い機会に-平成五年 |
5 | 5 戦歿者と遺族に心を寄せられた戦後五十年「慰霊の旅」-平成七年 |
6 | 6 沖縄の文化に親しまれて-平成十六年 |