著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
北村透谷、夏目漱石、正岡子規、秋山国三郎、有島武郎、八木重吉、野間宏、吉本隆明などを論じることによって、日本の近代化が残した問題を問う珠玉の論考集。
関連記事
収録内容
| 1 | 同時代人としての透谷と漱石-"ニセ近代"批判と"民権思想" |
| 2 | 明治十八年の透谷と漱石-日本近代文学史の屈折点における二人の批評の象徴性 |
| 3 | 明治二十五年の透谷と漱石-列強帝国主義への後追いを拒否する二人の思想 |
| 4 | 明治二十年前後の透谷と漱石-民権運動崩壊後の体制批判 |
| 5 | 明治二十年前後の子規と漱石 |
| 6 | 透谷祭の十六年 |
| 7 | 北村透谷の孫・西城千鶴子さんからの聞き書き |
| 8 | 秋山国三郎の天然理心流「中極位免許状」の発見 |
| 9 | 有島武郎「星座」試論-「白官舎」からの"視座"の転換と"醜"と"邪"の体現者渡瀬の可能性 |
| 10 | 八木重吉の詩と透谷 |
| 11 | 野間宏「暗い絵」論-戦後文学の出発点を捉え直す |
| 12 | 一九六〇年前後の吉本隆明私論 |
| 13 | 読むことの倫理における「絶対」と「相対」-文学・教育・政治のアイデンティティー |
| 14 | 透谷・漱石と私 |
