本/雑誌
ニコマコス倫理学 下 / 原タイトル:ΗΘΙΚΩΝ ΝΙΚΟΜΑΧΕΩΝ (ワイド版岩波文庫)
アリストテレス/〔著〕 高田三郎/訳
1540円
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発売日 | 2012/02/18 発売 |
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商品説明
アリストテレス(前三八四‐三二二)の著作を息子のニコマコスらが編集した本書は、二十三世紀に近い歳月をしのいで遺った古典中の古典である。下巻には「抑制と無抑制」について述べる第七巻、各種の「愛」を考察する第八・九巻、「快楽」に関する諸説の検討と「幸福」について結論する第十巻を収める。詳細な索引を付す。
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収録内容
1 | 抑制と無抑制(悪徳・無抑制・獣的状態。ならびにその反対のもの。抑制と無抑制とに関するもろもろの通説 |
2 | これらの見解に含まれている困難。以下かかる難点が解きほぐされなくてはならない ほか) |
3 | 快楽ーA稿(快楽の究明の必要。快楽は善でないという三説とその論拠 |
4 | 右についての全面的な検討 ほか) |
5 | 愛(フィリア)(愛の不可欠性とうるわしさ。愛に関する疑義若干 |
6 | 愛の種類は一つではない。その種別は「愛さるべきもの」の種類いかんから明らかになる。「愛さるべきもの」の三種ー善きもの・快適なもの・有用なもの ほか) |
7 | 快楽ーB稿(快楽を論ずる必要。快楽の善悪に関する正反対の両説。その検討の必要 |
8 | 快楽は善であるとするエウドクソスの説。(その制約。)エウドクソスに対する駁論の検討 ほか) |
9 | 結び(究極目的とされた「幸福」とは何か。それは何らか即自的に望ましい活動でなくてはならぬ。だが快楽が「幸福」を構成はしない。「幸福」とは卓越性に即しての活動である |
10 | 究極的な幸福は観照的な活動に存する。だがかかる純粋な生活は超人間的である ほか) |