著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
商品の魅惑と横暴さによって見えなくされている"資本"、それは「利子生み資本」とは異なる「つつましやかな資本」の可能条件である。「利潤」を生む資本と「剰余価値」を生む資本とを区分し、原発危機・経済危機を産みだしている悪しき「ふとどきな資本」に分水嶺を設定し、物象化の構造化された諸構造を超えていく自己技術と資本パワーを示す、画期的な書。場所資本、環境資本、文化資本の理論場を切削する。
関連記事
収録内容
| 1 | 0章 物象化の現在-物象化の問題構成 |
| 2 | 1章 廣松渉の物象化論-物象化の本質構造 |
| 3 | 2章 商品の物象化 |
| 4 | 3章 制度の物象化-制度化・サービスの物象化:制象化 |
| 5 | 4章 社会の物象化-規範・規則の物象化:社象化 |
| 6 | 5章 現実の物象化-「もの」の場所における心性/幻想の物象化構造 |
| 7 | 6章 物象化に対する通道-自己技術と資本の場所 |
| 8 | 結章 資本の転化-資本パワーと資本者 |
