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昭和短歌の精神史 (角川ソフィア文庫 SP D-131-1)

三枝昂之/〔著〕

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発売日 2012/03/23 発売
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仕様

商品番号NEOBK-1084959
JAN/ISBN 9784044054045
メディア 本/雑誌
販売角川学芸出版
ページ数 543

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

国民歌を作詞せざるを得なかった斎藤茂吉、愛息を失った悲しみを日本最長の長歌に込めた窪田空穂。歌人たちのありのままの生活や想いを、新聞や雑誌、個々の歌集に戻りながら再現。一首一首を丹念に読み解くことで、彼らの内面と戦争から敗戦を経て占領期へと変遷する、時代の空気や閉塞感を浮かび上がらせる。既存の短歌史には収まらない、著者渾身の新しい試み。第56回芸術選奨文部科学大臣賞(評論その他部門)ほか受賞作。

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    収録内容

    1 第1部(花ひらく自由律
    2 発端ー老父は門べに旗ふりてをり
    3 歌人たちの国民歌
    4 分水嶺(1)紀元二千六百年奉祝歌集
    5 分水嶺(2)大日本歌人協会解散事件
    6 分水嶺(3)『新風十人』
    7 戦時下の青春
    8 満州という幻想)
    9 第2部(国難来る、国難は来るー歌人たちの大東亜戦争
    10 還るうつつは想はねどー学徒たちの戦争
    11 幾世し積まば国は栄えむー歌人たちの敗戦
    12 草よ繁るなー短歌の中の沖縄戦
    13 海山の嘆きー歌人たちの八月十五日
    14 彼等皆死せるにあらずー悲歌と慟哭
    15 斎藤茂吉日記「八月十四日ヲ忘ル丶ナカレ」考)
    16 第3部(歌誌の戦後史
    17 検閲、もう一つの戦争ー占領期文化1
    18 戦犯、短歌の昭和二十一年ー占領期文化2
    19 第二芸術論ー占領期文化(3)
    20 傍観という良心ー戦後短歌(1)近藤芳美
    21 生れたければ生れてみよー戦後短歌(2)宮柊二
    22 液化するピアノー前衛短歌・塚本邦雄
    23 占領が終わった日
    24 終わりなき八月ー竹山広の戦後六十年)

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