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商品説明
「宗教」とは歴史的に変わらないものなのか?翻訳語として近代日本に新たに登場した「宗教」をめぐって、その概念の展開を宗教者の言葉を追うことによって明らかにする。
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収録内容
1 | 序 「宗教」概念を対象化するということ |
2 | 第1部 「文明としての宗教」(開化・宗教・キリスト教 |
3 | 「理学」と「宗教」ー明治一〇年代における学問と宗教の位相 |
4 | 仏教を演説するー明治一〇年代中葉における「仏教演説」の位相) |
5 | 第2部 「文明から宗教へ」(小崎弘道におけるキリスト教/宗教理解の構成 |
6 | 中西牛郎の宗教論 |
7 | 文明から宗教へー明治一〇年代から二〇年代にかけての植村正久の宗教論の変遷) |
8 | 第3部 「宗教と道徳の再配置」(道徳と宗教の位相 |
9 | 中西牛郎『教育宗教衝突断案』についてーキリスト教の捉え直しと望ましい「宗教」という観点から |
10 | 『宗教及び文藝』に見る明治末期のキリスト教の一側面) |
11 | 結 「宗教」概念と宗教の領域をめぐって |